やぐち建築士の備忘録

日々思うところをつづるブログ

ハロウィンのヴァンパイア仮装をみて思ったこと

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今や世間は「ハロウィン」とやらで大賑わいである。

この時期はどこへ行ってもハロウィンイベント目白押し。

我が日本においても、このハロウィンの風習が根付いたということなのだろう。

仮装した多くの子供たちが練り歩いている。

 

ただ、この間見た仮装で少し違和感を覚えた。

それは、

 

「多くの切り傷を負い、顔面からも流血しまくってるヴァンパイア」

 

皆さん違和感覚えないですか?

確かに、流血メイクを施す仮装は今や一般的である。

しかし、それはあくまで仮装が「ゾンビ」だからじゃねぇの?

 

ヴァンパイアの口から血が垂れてて、

「ああ、きっと人の生き血をすすった直後なんだな」

と匂わせるメイクなら納得なのだ。

↓こんな風に。

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出典:http://www.dailymail.co.uk/news/article-2255762/Meet-Emma-Pickles-teenage-shapeshifter-transforms-Hollywood-characters.html

 

 

 

しかしながら、眼球から流血してたり、頬の切り傷から流血してたりすると、

「あれぇっ!?∑( ̄Д ̄;)

 このヴァンパイア、誰かから攻撃受けてるやん!

 すでに瀕死やんか!!」

と思われてしまうのだ。

そうすると、のちの「トリック・オア・トリート」が効いてこない。

 

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え?意味わからない?

トリック・オア・トリート(Trick or Treat)

【直訳】いたずらか?取引か?

⇒【意訳】

「いたずらされたくなければ、お菓子をよこせ!!」

という脅し文句なわけ。

 

だけど、そう言ってる本人が瀕死だったら、

「ええっ?

 お前、いたずらする体力残ってないやんか。

 そこまで瀕死状態なら自力で追い払えそうだけど?」

という印象を持たれてしまい、お菓子を施そうという判断に至らないのである。

 

 

流血ヴァンパイアに扮した彼に教えてあげたかった。

 

ストーリー性は大事にしよう?

「ヴァンパイア 流血メイク」でググってみ?

口から血を流している画像しかヒットせんから!

ヴァンパイアが切り傷負ってたら辻褄が合わんから!!

 

ケルト人の風習であったハロウィンの原形は、日本ではすでに跡形もない。

カブでなくてカボチャだし、もはやランタンでなくそれ自体が頭になっとるし。

今日本で流行っている「ハロウィン」は、あくまでアメリカで加工されたただのお祭りなのだから、ほんとは楽しめれば何でもいいんだけどさ。

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