公開初日の8/26(金)に映画「君の名は。」を観て。
かなり良い映画でした。
そのときはこんな興業収入がすごいことになるとは思ってなかったけど。
その感想はまた今度。
その主題歌である「前前前世」も映画とかなりマッチしてまして、ニュースで「君の名は。」がとりあげられるたびに主題歌も流れるのでいつの間にやら気が付くと口ずさむようになってしまっていました。
ちょうど今月末が期限のCDレンタル無料券(TSUTAYA)があったので、さっき借りてきました。
RADWINPS 君の名は。
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「前前前世」の歌詞をみて
この「前前前世」の歌詞を見てたんですが。。。
こんなフレーズがあるのね。
どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億 何光年の物語を語りにきたんだよ
けどいざその姿この眼に映すと
歌詞でよくみる「あるある」。
いやいや、今回は
「何光年」が表すのは距離なのに、「何億年」と並列に並べられているのは変じゃねぇか!
なんてヤボなことを言うつもりなんてないのよ?
ちなみに、当たり前のことだけど、一応記載。
・年 → 時間の単位
・光年 → 距離の単位
確かに、「1光年」=「光が1年間に進む距離」である。
光速は約秒速30万km(30万km/s)なので、1光年=約9.5兆kmとなる。
置き換えてみると、
どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億年 何十兆kmの物語を語りにきたんだよ
けどいざその姿この眼に映すと
うん。
当たり前だけど、意味が全然通じない。
だけども、この「前前前世」は、映画「君の名は。」のために、そのストーリーと照らし合わせながら、映画監督とセッションしながら作ったという逸話もある。
それゆえに選ばれた単語が「光年」だったに違いない。
え?どういう意味かって?
つまり、
・主人公2人が距離的にも時間的にも遠く離れているということを表したかった。
・物語に彗星が絡んできてるので、宇宙っぽさをかもしだしたかった。
・彗星が1200年周期で地球に接近するという設定だったので、規模が大きく壮大であることを表したかった。
以上の理由より、今回のような歌詞となったのであろう。
・・・・・・
だけどね?
やぐちは思うのですよ。
それでも、「何億年」と「何光年」は釣り合わないと。
え?意味わかんない?
つまり、言いたいことは、
「壮大さ」という観点でみても、
「億年」の方が「光年」よりはるかに壮大だと思うの。
つまり、こういうこと!!
「億年」>>「光年」
なんでかって?
「億年」と「光年」とを比べてみましょう
わかりやすく、「1億年」と「1光年」を比較することにする。
1億年は もちろん時間の単位。
人の一生が100年と仮定すると、人生100万回分。
すごく壮大ですね。
対して、1光年を分析してみる。
人類の英知により手に入れた「第二宇宙速度」。
その速度は、なんと秒速11.2km!!
え? まず「第二宇宙速度」がわかんないって?
ロケットの打ち上げあるでしょ?
あのロケットのスピードだよ。
燃料問題は置いといて、あのスピードで飛行し続けることができると仮定し、1光年を進むのにかかる時間を算出してみる。
実はこれ、結構簡単。
光速が秒速30万kmなのだから、
30万km/s ÷ 11.2km/s = 約27000
つまり、光はロケットの2.7万倍速い。
ゆえに、1光年(光が1年間で進む距離)をロケットで進むと2.7万年かかるということ。
だから、直感的に「1光年」って、イメージ的に「何万年」程度の壮大さなのよね。
ね?
「億年」と「光年」だと釣り合わないでしょ?
どうすれば良かったのか?
どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何万 何光年の物語を語りにきたんだよ
けどいざその姿この眼に映すと
普通に、「何万年」と「何光年」を並べれば良かったんじゃないかと。
ま、余計なお世話だろうけどね。
とにかく、何が言いたかったかというと、
めっちゃ時間かけてこの曲作ってんだから、「何光年」が距離の単位だと気づかずにリリースに至ったわけねぇだろっ!!
RADWIMPSも新海誠もそんなアホなわけないだろっ!!
ってこと。
何光年でも この歌をくちずさみながら
あ、やっぱただ間違ったのかも。。。