好きで始めたはずのブログも、時間が経つと書くのが煩わしくなってくるころですね。
そんなわけで記事が滞ってましたが、久々にアップ。
最近何をしてたかというと、ブログ執筆から逃げて、ドラクエやってました。
せっかくやってたので、プレイ日記なんぞつけてみたり。
そこそこ頑張って書いてるので、ドラクエ5に興味ある人は覗いてくれなんし。
※ちなみに、サイドバーにリンクも貼っている。
さて、プレイ日記とは全然関係ないんだけど、ドラクエやってて思い出した昔話をば。
ドラクエに「パルプンテ」という呪文があることを皆様ご存知でしょうか?
その効果を説明書で確認すると、「何が起こるのかわからない」とのみ記載があるのです。
実際には、そのあとに発生する事象が複数あり、ランダムで選ばれるので「何が起こるかわからない」のであり、逆に言うと、ゲーム的には「ある程度何が起こるかは想像できる」わけです。
しかも、戦闘中のみ使用可能な呪文なので、ゲーム制作側からしてもある程度は設定に制約があります。
下記に、今やぐちがプレイしているドラクエ5のパルプンテの効果の一部をご紹介します。
・しかし、何も起こらなかった。
・敵1匹に25のダメージ
・敵が全て逃げてしまって、戦闘終了。
・敵味方が全員マヒする。
・呪文が使えなくなる。
・味方のMPがゼロになる。
・味方の攻撃が会心の一撃になる。
・味方全員のドラゴラムの効果。
・戦闘開始状態まで時間が戻る。
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プレイしたことがある人はご存知と思いますが、あまり良い効果がありません。
確率的には、「何も起こらない」か、「予期せぬ悪い効果」が大半なのです。
全員が会心の一撃になっても、魔法使い系だとメラゾーマの方がダメージ大きいですし、全員にドラゴラムかかろうものならその後の戦闘が制御不能になります。
雑魚戦で遊ぶならともかく、ボス戦では使うわけにはいきません。
なので、やぐちはほとんどパルプンテを使いませんでした。
覚えたてのときに、雑魚戦で何回か使う程度。
やぐちは「パルプンテ否定派」です。
誤解してほしくないのですが、「パルプンテなんてドラクエになくていい」と言っているのではありません。
「パルプンテはあまり役に立たない」と言っているだけです。
(※パルプンテには根強いファンがいますから、後世に伝えるべき呪文ではあるのでしょう)
ですが、学生時代に、この「パルプンテについてとんでも理論を唱えるヤツ」に出会いました。
その彼を「高橋君」(仮名)としましょう。
高橋君「ドラクエの『パルプンテ』って使った?」
やぐち「あまり使わないなぁ。
役に立たない効果ばっかだし。
覚えたてのときに数回使って遊んでみる程度かな」
高橋君「え?
お前『パルプンテ』使ったことあんの?」
やぐち「そりゃあ、使ったことはあるよ。
でも、思うような効果が出ないからあんま好きじゃないかな」
高橋君「バカだなお前。
パルプンテって
『何が起こるかわからないん』だぞ!?
セーブデータ消えたらどうするんだよ??」
やぐち「。。。え?
ごめん。。。何だって?」
高橋君「だ・か・ら!!
何が起こるかわからないんだから、
セーブデータ消えることだってあんだろ。
もしそうなったら、
今までの冒険のデータがパァになるんだぞ!!」
やぐち「え~っとねぇ。。。」
順を追って論理的に説明を試みました。
①「何が起こるかわからない」というのは、複数用意されている効果の中から、発生事象がランダムで選ばれるという意味であり、そもそも制作会社がプログラミングしている事象しか起こり得ない。
②何十時間も遊ぶことを想定して作られたRPGで、セーブデータを消してしまうような効果を呪文に付加するなんて、ゲーム制作会社が行うはずがない。
上記①、②をもっと砕けた言い方で時間をかけてゆっくり説明したのですが。。。
やぐちは、ものごとをうまく説明することにかけては少し自信があったのですが、彼を説得するにはまったく力不足でした。
社会人になってからは、法人しか相手にしていないので、高橋君のような「とんでもないわからずや」を説得しなければならないという状況に陥ったことがないのですが、今でもたまに高橋君を思い出します。
どう説明すれば彼は納得してくれたのだろうか?
自分の心の中で生き続ける高橋君を思い出し、たまに再説得を試みますが全て失敗しております。
セーブデータ消えることだってあるだろ?
だって、『何が起こるかわからない』んだぞ!!
※上の文章とは関係ないけど、「パルプンテ」のことを「パロプンテ」って言い間違えてしまうことが多いのだが、一体なぜだろう。