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「学問のすゝめ」→「株」を選んでお読みください。
さて、デイトレードで稼ごうと思ったら、○%値上がりしたら利益確定、○%値下がりしたら損切り、というふうにルールを決めて取引をしていくのがセオリーです。
ですが、これは素人(やぐち含む)には至難の技。
だって、「損切り」って、その場で損するのを確定させちゃうんですよ?
値下がりした保有株だって、待ってれば元の価格に戻るかもしれないのに。
そん(損)なんできない。。。
(※本当は損切りをすべきな理由は今後の記事で)
なので、損切りしなくていいやと思える株で運用しましょう。
それは「配当利回り」の高い株です。
「配当利回り」とは、株価に対する配当金の比率です。
例えば、配当利回り4%の株が購入時より2%価格を下げたとしても、その2%は半年待てば配当金として手元に返ってきます。
(細かく言うと、配当金からは約20%の税金が引かれますが)
配当利回りが良ければ、買った時の株価より多少価格が下がったとしても慌てずに済みます。
ここで、注意しておきたいのは、「半年間株を持ってれば配当金がもらえる」のではなく、「半年に1日存在する権利確定日に株を持っていれば配当金がもらえる」ということです。
今年2016年だと、3月28日(月)と9月17日(火)です。
(3/28はもう過ぎちゃいましたが)
要するに、配当金のみが目当てなら、株はこの権利確定日に購入し、翌日売っぱらってしまっても良いのです。
まあ、実際にはそういうのが価格に織り込み済みで、大抵権利確定日の翌日は配当金分以上株価が暴落するんですが。
つまり、株を売買して、自分の目標分だけ稼げていれば、権利確定日前に全部売却してしまった状態でよいし、目標に届いていなければ、権利確定日時点でも株を売却せず保有し、配当金をせしめれば良いわけです。
あとは、買うとき売るときのタイミングです。
なのですが、この「タイミング」が難しい。
政治経済に疎いとなかなか相場を読みづらいです。
(詳しくても読めないんですから)
次回は、タイミングを読めなくても大丈夫な具体的な売買手法とそのルール決めについて説明をしましょう。
つづく